10-62エミール

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10-62エミール

ラインハルト「エミール。済まぬが使いを頼まれてはもらえまいか?」

エミール「はい。陛下、何なりと!」

ラ「済まぬが、書店にてこの雑誌を買い求めてきてはもらえぬか?」

エ「はい。行って参ります。」

・・・・・・・・

書店員「(たまごクラブ)あら、よかったわねぇ!お兄ちゃんになるんだ!」

エ「・・・・・・・・」

・・・・・・・・

エミール「陛下もご勉強熱心でございますね。」

(たまごクラブを熱心に読んでいる)

ラインハルト「おぉ!ちょうどよかった。エミール。
        ちと、そこで四つん這いになってはくれぬか?」

エ「四つん這い?こうでございますか?」

ラ「いや、逆を向いてくれた方がありがたいなぁ。」

エ「?」

(たまごクラブをエミールの背中に広げ)

ラ「手の位置はこのあたりか。
  もう少し腰をこちらへ突き出すようにしてくれぬか?」

エ「こんな感じでしょうか?」

ラ「うむ。ちょうどいい。これならすんなりといくぞ。
  基本が解りさえすれば、後のヴァリエーションはどうにでもなろう。
  両手が使えるところがミソだな。
  ふむふむ。」

エ「あのぅ。もうよろしゅうございますか?陛下。」

ラ「おぉ。済まぬ。卿の協力感謝するぞ!
  カイザーリーンも生まれ来る子も、皆そなたに感謝することであろう。」

エ「なんだかよくわかりませんが、両陛下や御子にまで感謝されるなど、
  もったいなきお言葉にございます。」

ラ「そうだ、エミール。余が最近身をもって学んだことがある。
  褒美の代わりに、教えて進ぜよう。
  物事、予習を怠る事なかれ、だ。」

エ「お言葉、ありがたく頂戴いたします。」

ラ「オマエならきっとよい医者になれるであろう。」


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