10-61ホーフ・カイザーリーン その3

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10-61ホーフ・カイザーリーン その3


ラインハルト「皇妃(カイザーリーン)よ!」

ヒルダ「はい。陛下(マインカイザー)」

ラ「プライベートなときまで、そのような呼び方は止めぬか?
  ベッドの上でなど、その呼び方で萎えそうになってしまう。」

ヒ「申し訳ございません。陛下。」

ラ「だから、止めよと!」

ヒ「では、普通に名前でお呼びください。
  私のことは、ヒルダ、と。その代わり、陛下のことは、ラインハルト様と呼ばせていただきます。

ラ「それでもよいのだが・・・・・・・・」

ヒ「何かご不満でも?」

ラ「・・・・・・・・面白味に欠ける。
  生前、キルヒアイスは余のことを、オスカル様と。余は、アンドレと呼んでいた。」

ヒ「まぁ!何ともお茶目なお話ですわね!」

ラ「幼なじみなど、そのようなものではないかな?
  後に、岡とコーチに変えたが、その後すぐにあのようなことになってしまった。」

ヒ「では、それを踏襲いたしましょうか?」

ラ「いや。止めてくれ。2度とあのような思いはしたくない。もっといいものはないか?」

ヒ「では、もっと平和でのほほんとしたものにいたしましょう。」

ラ「何か妙案でも?」

ヒ「のび太さんとしずかちゃんではいかがでしょう?」

ラ「ウム。確かに平和でのほほんとしているなぁ。」

・・・・・・・・(想像にふける)

夜の寝室

ラ「どうだ?しずかちゃん。」

ヒ「アァ!アァ!いいんですけど、なんか今ひとつ・・・・・・・・」

ラ「ドラエモ~~ン!」

ド「どうしたの、のび太君?」

ラ「しずかちゃんが、いまひとつなんだ!」」

ド「(タラララッタラ~~[るんるん])電マ~~~!
  これを使ってご覧よ。昇天間違い無しだよ!」

ラ「ありがとう、ドラエモン!」

・・・・・・・・(現実に戻る)

ラ「止めておこう。もっといい呼び方はないものか?」


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