10-52追っ手

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その頃、オーディーンでは一つの事件が起きていた。

ボリス「あのお気楽野郎はどうした?」

マシュンゴ「ポプラン中佐は、『オーディーンの女性に友愛の精神を広めるんだ』
       とおっしゃって、街へと・・・・・・・・」

ボ「な~~にが、『友愛の精神』だ!」

ユリアン「何ごとも、問題が起きなければいいんですがね・・・・・・・・
      僕らの正体がばれたら・・・・・・・・」

・・・・・・・・

ドミニク「(これは、ダーリンの気配!)
     私ちょっとでかけてくるわ!」

ルビンスキー「どこへ行く。ドミニク。」

ド「いちいちアナタに行き先を告げなくてはならないの?
 自治領主閣下?」

ル「そのようなことはないが・・・・・・・・」

・・・・・・・・

ポプラン「さてと!妙齢な貴婦人なんかがいいなぁ!」

ラム(ドミニク)「ダーリン!見つけたっちゃ!」

ポ「その声は、いつぞやのたらーっ[たらーっ(汗)]

ラ(ド)「ダーリン!今度こそは逃がさないっちゃ!」

ポ「だから、人違いだと言っとろうが!」

[雷]ドシャーン![雷]

ポ「あ・あ・危ネェなぁ!人を殺す気か!」

ラ(ド)「当たっても死なないっちゃ!ちょっと感電する位っちゃ!」

ポ「それでも、十分に危ないっちゅうの!
  わかった。わかった。もう逃げないから。降りてこい。」

ラ(ド)「やっと会えたっちゃ!」

ポ「(シリアス口調で)セクシーなお嬢さん。君と会えたのは運命かもしれません。」

ラ(ド)「はじめから決まっていることだっちゃ[ハートたち(複数ハート)]

ポ「(普通に)でも、年齢制限に引っかかるの!
  それに、俺は人類以外は趣味じゃないっちゅうの!
  でも、あと4~5年もしたらまた会おうな!」

(ポイ!ラムを投げ捨てポプランは逃げる)

ラ(ド)「雑踏に入って、気配を消されたっちゃ。
    こんなんだったら、ドミニクの姿の方がよかったっちゃ!」



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