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10-39帝国の魔術師現る
アイゼナッハ「チェックメイト!」
ビッテンフェルト「くそ~~!また負けか!」
ミュラー「これで連敗記録はいくつになりました?」
(アイゼナッハ立ち去る)
ビ「エ~~イ!うるさい、うるさい!」
メックリンガー「おやっ?このポーンを前に出す。当然卿の次の一手はこれであったろう?」
ビ「うむ。」
メ「となればだ、奴はこの2つのいずれかを動かさねばならない。」
ビ「そのぐらいのことは読んでいたわ!」
メ「こっちは、その後でビショップを動かされれば、一気に形勢が逆転してしまうから、
当然こっちから来る。・・・・・・・・こうして、ああして、こう受けて、こうすれば!
いつの間にか立場が逆転する。つまり卿はまだあの時点では負けてなかったのだよ。」
ビ「何だと!では、俺が勝っていたのか?」
メ「その保障はないが、少なくともあの時点で、まだ負けてはいなかった。
単に卿がアイゼナッハのコールに対して、投了してしまっただけのこと。」
ビ「しかし、あの妙に重苦しい雰囲気の中で、ましてや混乱した局面。
コールされたら、卿らだって受け入れてしまうぞ!」
ミッターマイヤー「我が軍にも魔術師現る、か!」
ロイエンタール「これは純然たるペテンであろう!」
諸提督「魔術師エルンスト!ペテン師エルンスト!ハハハハハ」
ア「(物陰から)チッ!(これでもう諸提督はカモにはならんなぁ。次は部下でもカモるか!)」
ミ「にしてもだなぁ、アイゼナッハ自身が、チェックメイトをコールされたとき。
なんと喋るのかなぁ?」
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