10-37正体

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エヴァンゼリ「あなた!バイエルライン提督がお見えよ!」

ミッターマイヤー「またか・・・・・・・・マァ上がってもらえ!」

バイエルライン「とうとうやりました、閣下!」

ミ「何をだ?」

バ「あの噂の真相を、突き止めたのです!」

ミ「あの噂とはどの噂だ?」

バ「ワーレン、ルッツ双子説についてであります。」

ミ「ホゥ!聞こう!」

バ「双子というのは、半分正解、半分過ちにございます。」

エ「ハイ、提督。お茶でもどうぞ!」

バ「済みません。エヴァリン!」

ミ「人の女房をおかしな呼び方するではないぞ!」

バ「あぁ!申し訳ございません。閣下。」

エ「あら?あなただって人のことを、零号機、とか、初号機とか、おかしな呼び方を・・・・・・・・」

バ「アハハハハ!閣下も、立派なお仲間ではないですか?」

ミ「コホン!そのようなことはどうでもよい。話を続けよ。」

バ「エェーっと、どこまでお話ししましたっけ?」

ミ「「双子というのは、半分正解、半分過ち、と言うところだ!」

バ「アッ!そうでしたね。実はクローンだったのですよ。」

ミ「クローン?それはおかしいではないか?髪の色が違う。」

バ「見分けを付けるたまに、あえて変えてあるそうです。
  提督方は3世代めにあたり、初代から数えたら、1個中隊に及ぶそうです。
  まぁ、第2世代まではもう退役したと考えても、現役で1個小隊は下らんでしょうなぁ?
  まぁ、劣化コピーを考えても、戦艦2隻は十分に動かせるでしょうね。」

ミ「それが全員あの顔か?・・・・・・・・
  止してくれ。艦中があの顔か?
  たまねぎ小隊を思い起こすではないか?」

バ「ははは。やはり閣下もお仲間ですなぁ!小官はより親近感を持ちました。」

ミ「そのような親近感など、いらん!」

  しかし、艦中がアイゼナッハ、と言うのも考えたくないなぁ。」

バイエルライン「ただ艦内が静かだってだけでは?」

ミ「卿もまだまだだな。バイエルラインよ。」

バ「はぁ?」

ミ「艦内は、今より遙かに騒々しくなるぞ!
  あっちで、パッチン。こっちで、パッチン。パチパチパッチン、パチパッチン、ってな。」



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